なぜ?マルタ島が猫の島となった3つの理由

マルタの猫文化
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88日は、国際的な猫の日だと知っていますか?

人類と共に生きてきてくれた猫に感謝し、2002年に国際動物福祉基金(IFAW)が制定した「世界ネコの日」(International Cat Day)でした。

ただ一緒にいるだけで、癒しと幸せをくれるありがたい猫へ感謝したいと思います!

そんなネコといえば、世界中の猫愛好家が訪れる猫の島 マルタ

マルタは、猫にとっても、猫好きにとってもパラダイスなんです!

この記事では、マルタに猫が多い理由から、マルタ人と猫との関係についてご紹介します。

マルタは人間よりも猫が多い?

マルタの猫兄弟

マルタの人口が50万人ほどのなか、猫の頭数は、一説によると70万匹とも100万匹とも言われています。

実際にマルタ島とゴゾ島を歩いて調査したスウェーデン人カップルの記事によると、野良猫は30万匹程だったと言っていますが、明るいうちは人の目につかない安全なところで寝ている猫ですから、実際の数字は定かではありません。

いずれにしても、国の面積が日本の淡路島ほどの大きさのマルタでは結構な猫率ですよね。

でも、島のあちこちで遭遇できる訳ではないのです。。

猫たちは漁港や住宅街でえさをくれる人のところに多く現れます。

そして、えさを貰ったら、のんびりと昼寝〜 そしてまた晩ごはん〜

猫の食事

沢山の観光客が訪れる場所には、なかなか現れないのも納得ですね。

猫ちゃんに会うためマルタに行きたいという方は、こちらの記事もご覧ください。

なぜ、マルタには猫が多いの?

猫は、魔除けの力を持つ

マルタ島に猫が入ってきたのは、遥か昔、紀元前の古代エジプト王朝時代と言われています。

当時のエジプトでは、猫は魔除けの力を持っていると信じられ重宝されていたため、船に同乗させてマルタにも来たそうです。

当時は小さく揺れも激しい船だったでしょうから、猫にとっては「勘弁してよ」という気持ちだったのかもしれませんね。。。

古代エジプトの船

エジプト王朝時代にマルタに持ち込まれた猫は、ネズミから作物や食料を守ったことでマルタ人からも重宝されました。

そうして島の人々に大切にされ、いつしか数十万匹が住み着くようになったのではないかと思います。

マルタには野犬がいない

野犬

マルタは地中海の中央に位置するので、西ヨーロッパやアフリカやイスラムなど、様々な文化がミックスされてきました。

西ヨーロッパと並んで、マルタに強く影響を与えたイスラム文化では、犬は不浄の動物として避けられているので、マルタには野犬がほぼいません。(都市部を離れるといるそうです)

野犬がいないおかげで、猫がのびのびと安心して暮らせるパラダイスとなったのです。

また、マルタ島民が猫を愛し続けているのも大きな要因です。

猫を愛するマルタ人

トマシーナ・サンクチュアリ(マルタ猫協会)

トマシーナキャットサンクチュアリ
http://www.tomasinasanctuary.org

野良猫にとって楽園のマルタにも、怪我や病気で保護を必要としている猫がいます。

そんな猫をお世話しているのが、ヴァレッタからバスで30分くらいのルアという町にある「トマシーナ・キャット・サンクチュアリ」です。

ボランティアの方が300匹以上の猫をお世話をしており、現在はNPO団体が寄付の支援を受けて運営しています。

ボランティアの受付もしているそうなので、長期旅行の間にお手伝いをするのも良い思い出になるかもしれませんね。

オフィシャルサイトから募金も受け付けています。

http://www.tomasinasanctuary.org
Home to hundreds of stray cats

キャット・ビレッジ(セントジュリアンズ)

キャットビレッジ

セントジュリアンズにあるキャットビレッジは、Roza Zammitさんという女性が40年前に建てた、捨て猫や怪我をした猫のお世話をしている場所です。

セントジュリアンズは再開発が進んでおり、キャットビレッジの場所もいつか奪われてしまうかもしれません。

ホテルも多いところなので、近くに泊まっている人ならば、見学にも行きやすいと思います。

運営サポートの寄付も受け付けているようです。

まとめ

住民みんなで猫を愛して、良い距離感で関係を気づいているマルタは、猫好きにとってはたまらない素敵な国です。

  • 猫を神と崇めた古代エジプト人によって持ち込まれ
  • 野犬が少ないマルタでは、猫も安心して生活でき
  • 今でもマルタ人によって、猫は愛され続けている

これが、マルタを猫好きの聖地とした理由でしょう。

「マルタ猫協会」の会長は次にように言っています。

犬はエサをくれる飼い主を神と思っています。猫は飼い主がエサをくれるのは自分を神と思っているからだと思うのです

猫と接するときに、自分がやりたいことではなく、猫の幸せは何かを考えて行動することが大切なんですね。

は、ですから。