猫好きで旅行好きなら、絶対マルタに行くべき
猫好きの聖地としてテレビでも取り上げられることが多い、マルタ島。
2016年に旅行会社のHISが調査した「行ってみたい!世界の猫スポットランキング」では、
第 1位に、マルタが選ばれています。
この記事では、マルタ島の猫に出会えるスポットから、おすすめの猫グッズまでご紹介します。
マルタに猫がたくさんいる理由については、こちらの記事をご覧下さい。
マルタの猫に出会えるマストスポット(ヴァレッタ編)
アッパー・バラッカ・ガーデン(ヴァレッタ)
お昼前に行くと、高確率で近所の住民が猫にご飯をあげている光景を見られます。
公園内にはカフェや、海に向かっている大砲が並んでいる観光スポットがあるので、 合わせて見に行くのが良いと思います。
ただ、観光スポットでもあるので、ちょっと人が多いかも。
地中海を前に大砲を眺めていると、マルタ騎士団になった気分。
ロウワー・バラッカ・ガーデン(ヴァレッタ)
アッパー・バラッカ・ガーデンに比べたら、ちょっと人も少なく落ち着いた美しい公園です。
対岸のアンジェロ砦も眺められ、時間を忘れてのんびりできます。
ヘイスティングス・ガーデン(ヴァレッタ)
ヴァレッタの入り口にあるゲートを通って左に行くと現れる公園です。
城壁越しに海を眺めることができて、中世に戻ったような、歴史を感じる場所です。
マルタの猫に出会えるマストスポット(ヴァレッタ以外編)
スピノーラ湾(セントジュリアンズ)
飲食店も並ぶスピノーラ湾沿いで、釣り人に「おこぼれ、ちょうだい」と、すり寄っていく猫たち。
なんとも平和な光景です。
スピノーラ湾の最も深いところに、LOVEのモニュメントがありますが、
あれ?上下逆になっていない?作り間違い?
そんな訳はありません。
モニュメントが海に映って、”LOVE”と読めるように作られているのでした。
イシーラ(スリーシティーズ)

マルタ独特のハチミツ色の住宅が密集したエリアですが、静かな路地裏の玄関先に野良猫用のご飯が置かれていたりと、住民に愛されている猫が多くいます。
ふと気づくと、猫に見られていることもあるので、注意して歩きましょう。
チタデル(ゴゾ島)

ゴゾ島の中心にあるチタデルという要塞。立地的に良く攻めてきた海賊対策として重要拠点になったそうです。
ゴゾ大聖堂もある観光地で、中世から時が止まっているのではないかと錯覚を覚えるほど、静寂に包まれています。
車も走っていないので、猫も安心して生活できるのでしょうね。
インディペンデンス・ガーデン(猫の像)(スリーマ)

公衆トイレの屋根の上に、猫の像があることで有名な公園です。
公園が海岸沿いにあるため、ベンチで寝ている猫を眺めながら、のんびりとお散歩するのがオススメです。
マルタに猫がいない?猫に出会える簡単なコツ
マルタに行っても猫に出会えなかったという声も聞きますが、
猫は本来、夜行性の動物で、昼間は目につきにくい安全な場所で寝ていることが多いためだと思います。
ただ、食事の時は別です。
ランチ時間やディナー時間を狙って、公園にいくとゾロゾロと可愛い姿を現すかもしれません。
そして、公園に空き缶や空き皿が置いてあったら、近所の住民がご飯をあげている可能性大です。
高確率で猫ちゃんに出会えると思います。
ただ、ご飯を食べている時は少し離れたところから見守っていてくださいね。
ご飯を邪魔されるのが嫌なのは、人間も猫も同じです。
普通の猫は、餌を食べるときに口を餌にもっていきますが、マルタに住む野良猫は、前足で器用に餌を取って食べます。
これは、猫の数が多いマルタでは、口でのんびり食べていたらライバルに餌を奪われてしまうため、取られないように手で食べるようになったそうです。
やっぱり食欲の力は偉大!
マルタで猫と触れ合う時の注意点
可愛い猫を見かけてしまうと、つい近づいていって触りたくなるのが猫好きの性ですが、野良猫である彼らは、時に病気を持っていることもあります。
なので、むやみに猫に触らないようにしましょう。
人間が病気をもらうリスクだけではなく、逆に猫が人間から病気をもらってしまうこともあります。
また猫を触った後は、早めに石鹸で手を洗うようにしましょう。
くれぐれも、手を洗わずに食事をするなどしないように注意してください。
お土産にぴったり。マルタで買える猫グッズ
猫好きの聖地というだけあり、猫グッズもいろいろあります。
お土産の定番、マグネットなどもありますが、
お土産って、可愛い!と思って買っても、 日本に帰ってきてから、結局使わずじまいということないですか?
そこで私のオススメは、マルタ猫の写真で作れらたポストカードやカレンダー。
カレンダーだったら日本に帰ってからも日常で使うことができますし、
ポストカードも気に入ったものを複数枚買ってフォトフレームで飾れば、 見るたびに旅行のことを思い出すことができます。
また、写真集もオススメです。
ちょっと重いので、スーツケースの重量を考えると何冊も買えませんが、 海外の写真集って部屋に飾っておいてもおしゃれですし、 いつでもマルタに擬似旅行することができますよ。
重さが気になる方は、日本で購入することも可能です。
まとめ
マルタ共和国は、猫好きなら選択肢に入れるべき旅行先です。
世界遺産のヴァレッタを自由に闊歩する猫に会いに行くだけでもワクワクしますが、
地域猫を近所の住民でお世話をしている、猫と人間のほっこりする関係を体験するのも幸せな気持ちになれると思います。
是非、お昼と晩ご飯の時間を狙って、公園にあらわれる猫に会いに行ってください。